家を建てる準備

一条工務店の特徴とは?評判含め解説

一条工務店は東京と静岡に本社を置くハウスメーカーであり、工務店としてスタートしました。住宅の販売棟数も大変多いのですが、CMなどの広告宣伝費には力を入れていません。逆に住宅展示場での営業に力を注いでおり、いち早く免震技術を取り入れたメーカーになります。

一条工務店の坪単価は約45万円から80万円程度であり、大手のハウスメーカーと同等です。全国で12000棟ほどを販売しており、全国2位の実績を持ちます。特徴は木造住宅のプランが豊富で得意なことであり、木造住宅の販売は1位の実績があります。

さらに住宅性能にもこだわりを持ち、性能とコストパフォーマンスの両立をモットーとして掲げています。性能では業界トップクラスの高気密高断熱住宅となっており、断熱性は国が定めている省エネ基準の5倍です。また超耐震を掲げており、国の定めている耐震性は耐震等級3が最高等級に対して、一条工務店は標準仕様でクリアをしています。研究開発にも力を入れており、実際の住宅では独自の基準を設定し、国の基準を超える耐震性を持つ家を開発している特徴があります。

また水害対策にも力を入れており、内側にフロート式の弁を設置しているため、水が侵入してくると弁が浮き、蓋をし、水が床下へ流れ込むのを防ぎます。地震と水害に対応した住宅であることから、様々な地域で評判になっており、口コミも高評価のものが多いです。防腐防蟻対策も万全であり、薬剤を加圧注入で処理しているので、木の内部まで浸透させることが可能になっています。

一条工務店のメリットは自然災害に強い住宅である、性能を重視し細かい部分まで配慮されている、展示場の出展数も大変多く、実際の内容を目で見て確認できることがあげられます。ハウスメーカーの中でも安心と安全に力を入れていることで有名であり、大変評判が良いです。そのためグッドデザイン賞や省エネ大賞など様々な賞を受賞しており、安定した品質の住宅を建てることが可能になっています。

しかし性能が重視されている分、建築期間が長く外観のデザインは少ないことがデメリットとしてあげられます。口コミでも建築期間がほかのハウスメーカーよりも長く、実際に入居するまでに時間がかかった、外観のデザインの種類が少ないので、似たような家になってしまうという意見があります。建築期間は従来のハウスメーカーに比べると4か月ほど長くなるので、早期に計画を立てることが必要となります。